こんにちは、ライターの松岡です。写真は今年に購入したトースターです。

ココだけの話、僕は今まで食パンをトーストにすることなく、そのまま食べる人生を歩んでいたのですが……「ひょっとして、まさか、焼いた方がうまいのでは?」と気づき、トースターを購入。

すると―

 

ウマーwww

 

トーストにすると生まれる、あのサクふわの食感がたまらないですよね。

 

 

しかし・・・

 

 

トーストにして

おいしくなる食品は

パンだけなのか? 

 

我々が気づいていないだけで、焼けばもっとおいしくなるもの、あるんじゃないか?

そんな疑問を会社の同僚たちに相談したところ……

 

1分経たずに、おいしくなりそうな食品を数多く提案してくれました!

リモートで自炊が増えた昨今、手軽に食卓に変化をもたらせるなら、みんなが幸せになれるのでは?

 

というわけで今回は、東京駅のお土産駅弁などのグルメ記事を担当してきた僕が、実際にトーストにしておいしくなるのかを検証してみたいと思います!

 

~お品書き~

・焼きいなり

・焼きブリトー

・焼きフルーツサンド

・焼きざるそば

・焼き冷凍しゅうまい

・焼きカントリーマアム

・焼き鱒(ます)寿司

・焼きたこ焼き

・焼きペペロンチーノ

・焼きチョコモナカジャンボ

・焼きチーズバーガー

・焼きどら焼き

・焼き肉まん

・焼きおはぎ

・焼きもなか

 

1:焼きいなり寿司

はじめに検証するのは、コンビニやスーパーなどで買える「いなり寿司」。

居酒屋なんかによくある「油揚げを焼いたおつまみ」は、ザクザクの食感と香ばしさが最高ですよね? いなり寿司はさらにダシがしみているのでおいしくなるはず!

 

作り方はとても簡単でトースターに入れ1000Wで4分ほど加熱するのみ。

 

トースターの扉を開けると・・・

 

焼きいなり寿司 完 成!!!

 

新進気鋭のお鮨屋さんで出てきそうなネタですが、焼き目がおいしそうですね! 気になるお味は……?

 

う ま い!!!

 

サクッとした油揚げの食感の後、甘いダシの香りと温かいお米のうまみがまざり、新感覚の味になっています。

お米の食感も少し硬めになり、粒感が増している。いなり本来の優しいイメージとはちょっと違いますが、これはこれで良い!

 

2:焼きブリトー ハム&チーズ

次に試すのは、セブンイレブンの「ブリトー ハム&チーズ」。

チーズとハムが食欲をそそる人気商品。普段はレンジで温めて食べるけど、トーストにしたらどんな味になるのか気になるぞ〜!

 

まずはレンジで通常の温めをした後、トースターに入れ1000Wで4分ほど加熱しました。

 

トースターの扉を開けると・・・

 

こんがりと焼き目のついたブリトーが爆誕!!!

なにこれ美味しそう!!!

 

とろ~~~り

 

サックサクになった生地の中から、とろけるチーズがトロトロに溢れ、ジューシーなハムと一緒に食べれば口の中は一気にうまさの最高潮に!

 

超薄生地のピザみたいな食感と、熱々でおいしいチーズとハムの旨みを引き出すことができる。簡単だし最高ではないでしょうか?

お好みでタバスコをかけても激ウマ今回もっとも美味しい変化を遂げてくれたかも!

 

他の種類のブリトーでも試してみたくなるほど、病みつきになりますよ!

 

3:焼きフルーツサンド

次に試すのは、「フルーツサンド」。

こんなのトーストしたら絶対おいしいに決まってるでしょう! 予想としてはアップルパイのようになるはず……

 

トースターに入れ1000Wで2分ほど加熱。

こんがりと焼き目のついたパンと、フルーツの組み合わせがみているだけでもおいしそう。

 

…………ん?

 

ベチャァ~~~……

 

フルーツサンドのクリームがほぼ溶けて、垂れてくる。見た目が悪い!

味の方は……?

 

パンの表面だけがサクッとしていて、内部は生あたたかいフルーツとベチャベチャのクリームが混ざり合っています。フルーツサンドとしての良さをすべて殺した忌み子が生まれてしまいました。

結論:焼かない方がおいしい。

 

4:焼きざるそば

次に試すのは、「ざるそば」。

焼きそばやパッタイのように、麺を焼くという行為自体はよくあることなので、おいしく変化してくれるはず……

 

トースターに入れ1000Wで5分ほど加熱しました。

ざるそばがトースターで温められている様子、生まれて初めてみる光景ですね

 

さあ、味は?

 

良くも悪くもない!!!

 

そばの風味が少し香ばしくなったくらいで、そこまで劇的な変化は生まれませんでした。

もっと焼いて「かた焼きそば」みたいにしようかなとも考えたんですが、固まってしまうとつゆにつけて食べられない(それはもうざるそばでは無い)のでやめました。

 

5:焼き冷凍しゅうまい

次に試すのは、「冷凍しゅうまい」。最近のは冷凍といってもめちゃめちゃおいしいですよね。

レンジで通常の温めをした後、トースターに入れ1000Wで4分ほど加熱しました。

 

こんがりと焼けて食欲をそそります。

そのお味は……

 

肉感が凝縮されてうまい!!!

通常のしゅうまいよりも肉のうまみが引きしまるため、おつまみとして食べるのに最高の仕上がりに。皮もいい感じにパリッとしていて良いですね。

これは一瞬でしゅうまいもビールも消えてしまうくらいおいしいぞ!

 

6:焼きカントリーマアム

お次は、国民的なママの味こと「カントリーマアム」。

この写真だけをみると、ただただクッキーを作るのが趣味な人ですね。

 

トースターに入れ1000Wで1分ほど加熱しました。

焼いてる途中からもう、部屋中に甘〜い香りが漂ってくる!

 

ザクッ!とろぉ~り……

 

おいしい!! クッキーのサクッとした食感がアップし、とろける温かいチョコレートがお上品!

瞬間風速的なうまみでいえば、洋菓子屋さんで買うクッキーと遜色がないくらいレベルが上がりました。自宅で本格的なクッキーが食べたくなった時にオススメ。

 

7:焼き鱒(ます)寿司

次に検証するのは、「鱒寿司」。

そもそも魚は焼くとおいしいし、寿司のネタでも「炙り○○」というのは普通にあるので、期待大!

 

トースターに入れ1000Wで2分ほど加熱。

 

写真の見た目は悪いですが、炙りサーモンのような味に近く、魚の旨味が活性化している気がします。焼けた脂の香りもよい。

自宅にガスバーナーがなくても簡単に炙り風味の寿司が楽しめるのと、日本酒やビールとの相性も良いので、おつまみとして食べるのもありです。

個人的にはかなり成功だと思ったんですが、「あたたかいシャリ」には賛否があるかもしれません。

 

8:焼きたこ焼き

次に試すのは、冷凍食品として人気の「たこ焼き」。

レンジで通常の温めをした後、トースターに入れ1000Wで4分ほど加熱しました。

 

さあ、最初から焼かれたものを、改めてさらに焼く、という行為に意味はあったのか……?

 

意味あったーーー!!!

外カリ、中フワでうまい!!!

 

トーストで焼いたことにより外側がカリッとした食感になり、中はフワッとした本格的なたこ焼きの味に進化してる! 油で揚げるよりさっぱりしてるし、マジでおいしいこれ!

宅飲みやオンライン飲会で簡単においしいおつまみが食べたい方には、オススメの一品。

 

9:焼きペペロンチーノ

次に試すのは、「ペペロンチーノ」。

1000Wで4分ほど加熱しました。ペペロンチーノを焼いて食べるのは初めてなので味が気になるぞ〜! さてさて……?

 

あり!!!

 

パスタというよりも焼きそばに近い食感なり、麺とベーコンの焦げ目がとてもいいアクセントになっています。にんにくの良い香りがたまりません!

シンプルな料理だからこそ、焼いたことによる美味しさの変化がよくわかりますね。

 

ただし加熱するとめちゃくちゃ油が飛び散りトースターの中が汚れるので、もう二度とやりません。

 

10:焼きチョコモナカジャンボ

次に試すのは、森永製菓の「チョコモナカジャンボ」。

SNSなどでおいしいと評判ですが、モナカアイスをトーストで焼くとおいしくなるって本当なの?

 

作り方はとても簡単でトースターに入れ1000Wで1分ほど加熱するのみ。

バニラアイスが溶けてドロドロにならないか、めちゃくちゃ心配!!!

 

果たしてお味の方は……

 

バニラアイスがソフトクリームのようになめらか! 真ん中に入っているチョコのパリパリ感をさらに引き立てて激ウマになっています。

モナカの食感もさらにサクッとして、とても上品なアイスに変化を遂げるのでめちゃくちゃオススメ。

あまりにもおいしかったので、次の日もチョコモナカジャンボを買って、同じ方法で食べてしまいました

 

和菓子業界に衝撃が!