こんにちは、ライターのギャラクシーです。

どんな仕事にもひとつくらいは恐怖のエピソードがある……その信念のもと、以前はライターの体験談を発表すると共に、読者の皆さんからも『仕事で体験した怖い話』を募集しました。

 

結果、応募総数4500件以上の恐怖エピソードが集結!

厳正なる選考の結果、1位~10位までが決定したので発表します。

 

まずは選考委員会の面々をご紹介しましょう

 

『仕事で体験した怖い話』大賞 選考委員会

寺井広樹怪談蒐集家

怪談蒐集家として活動中。9/7にはオカルトや怪異をまとめた事典「オカルト怪異事典」を刊行

藁品|アイデム・ジモコロ担当

アイデムの社員なので当然バイト事情にはめちゃめちゃ詳しい。しかし霊の報告はあまり聞いたことがないという……

ギャラクシー|ジモコロ編集長

フリーター時代が長かったのであらゆるバイトをしてきた。怖いのは苦手だがホラーゲームは好き

モンゴルナイフ|WEBライター

ホラーや怪談が大好物で、たまにイベントを開催したりしている

 

ではさっそくベスト10を発表していきましょう!

出し惜しみせず1位からイキます!

※投稿されたエピソードは、読みやすいように一部文章を変更しています

※イラストはイメージです(なぜなら投稿者が男性か女性かも知らないから)

 

1位|エレベータに乗っていたのは誰?

「厳正なる審査の結果、ついに決定したランキング……1位はこちらです!!」

 

 

「今回の一位はこちらに決定しました! ものすごく怖いってわけじゃないのに、何か得体のしれない不思議さがある」

「これから“起こりそう”感がすごい。このエレベーターには絶対乗りたくない〜〜」

「ロングヘアの女性は一体誰だったの……なんの説明もなくスパッと短く終わるのが良かった」

「“廃病院に霊が……”とか“死んだはずのおばあちゃんが……”みたいな定番の話って想像で書けるけど、このエピソードは“体験してないと思いつかない”ディティールが良かったです」

 

2位|短冊に込められた願い(?)

 

「おじいちゃんに何があったのー!」

「素直に解釈すると『大好きだったおじいちゃんが死んじゃった……神さまもう一度会わせてください』みたいな、願い事の短冊かなって感じですけど」

『おじいちゃんが死にますように』みたいな方向に解釈するとめちゃめちゃ怖いですよね」

「両親がおじいちゃんを殺害する現場を目撃してしまい、誰にもバレないようにメッセージを送ろうとしたのかも」

「いやん!よくそんなイヤなこと思いつきますね!」

 

3位|仏壇屋に現れるスーツ姿の男

 

「特に害があるわけではないけど、バイト数人の目撃談が一致してたり、ジワジワくる怖さがある」

「買えないのに霊が仏壇見てどうするの!?」

家族に供養してほしいんじゃないですかね」

「『この仏壇で供養してほしいわ~、いやこっちも良いな~』みたいな感じで見てたのかな」

 

4位|ひ弱そうな店長

「なんだろう……追い詰められてる感じがする。それが、ケーキ屋っていう楽しそうなイメージと不協和音を奏でてるのが不気味」

「毎朝その紙を見ながら、『強くなる強くなる……僕は強くなる』みたいな感じでやる気を出してるのかな」

「そもそもケーキ屋で“強さ”って必要なの……?

「言うことを聞いてくれないバイトとか、いつもクレーム言ってくるお客さんとか居たんじゃないですかね」

 

5位|意味不明の忘れ物

 

「こっっっっわ!!!!」

「髪の毛の束と女優の写真集を一緒に持ち歩く意味がわからない。不気味すぎる」

「問題なのは、誰の髪の毛だったのかっていう部分ですね」

「たぶん女優本人のものじゃなくて、ウィッグとかから切ったのでは? 髪に欲情する人っているから、『この髪は○○たん(女優の名前)のもの!』って妄想しながらスーハースーハーしてたんじゃないでしょうか」

「ひょっとして経験あるの?」

 

6位|後輩のデスクの引き出しから出てきたのは……

 

「藁人形の何が怖いって、呪いがどうこうじゃなくて、憎悪が溢れて外部に形をなしてるってところですよね。自分の心の中に収まりきらないほどの憎悪を、知り合いが持ってるって単純に怖い」

「藁人形って実際にやろうと思えば場所も時間も必要だし、人に見られてはならないみたいな制約もある。それでも……と思うくらい憎い相手がいたんでしょうね」

「でもこれ、そもそも後輩の机の引き出しを勝手に開けるのもちょっと怖くないですか?」

「仲の良い後輩ってことだから、それくらいの関係値はあったんでしょう」

「職場によっては……例えば僕が務めてた工場だと誰の机かってのは名ばかりで、誰もがどの机でも作業するし、共有の工具を探すために引き出しも開けてましたよ」

 

7位|上司に見られていた

 

「現実的すぎて怖い。この人はブログを閉鎖したのだろうか」

「企業としては社員の不満を生で聞けるから、メリットはあるのかな」

「これ、ブログだけの話じゃないですよね。今の時代、誰もがSNSをやってるから、それが会社バレしたら……みたいな恐怖はみんな持ってると思う」

「なぜバレたのかが怖いですね。ただの偶然なのか、誰かの密告があったのか、それとも会社のネットが監視されているのか

「ネットは世界に繋がってますから、これを読んでるみなさんも気をつけてください!」

 

8位|赤文字がびっしり書かれた封筒

 

「意味不明すぎる。住居人不在ってことは、住んでる人がいなかったんですよね? なのになぜ『住んでません』ってメッセージを封筒に書けたのか」

「『住んでません』って、敬語なのもうっすら不気味」

「どういう理由で住んでないと思わせたかったのか、興味ありますね」

「霊だとしたら郵便局員の目に留まりやすいように、わざわざ赤いインクをチョイスしたのかな」

 

9位|夜の病院勤務

 

「夜の病院はやはり怪談が多いですからね。“そういうの”に慣れてる看護師の方もいるかもしれない」

「なるほど……」

「ナースコールが鳴るとかセンサーライトが点くとか、普通に電子機器の故障では?って思うんだけど、『夜で』『病院』となると、やはり霊とかを考えてしまいますよね」

「ただ、慣れた看護師さんがいたら霊に遭遇した時はめちゃめちゃ頼りになりそう!

 

10位|誰もが一度はやるやつ

 

「マジで怖いからやめてくれ」

誰もが一度はやるやつだから、恐怖が身にしみてわかるなぁ」

「目を覚ました直後に、時間差で血の気が引いていくあの恐怖……」

「しかも大事な時に限ってやっちゃうんですよねぇ……心霊現象より怖いかも」

「こういうタイミングで霊が現れても、『今それどころじゃないから向こう行け』って言っちゃうわ」

 

結果発表まとめ

というわけで、みなさんから頂いたエピソードを10位まで発表しました。

では最後に1位~10位及び、惜しくもベスト10には入らなかった11位から20位までをまとめますね!

 

1位/Amazonギフト券30,000円分

朝の出勤時にエレベーターに駆け込もうとした時のこと。エレベーター内にはロングヘアの女性が一人乗っていたのですが、目の前で扉を湿られてしまいました。

『ちょっとくらい待ってくれたらいいのに……』と思いながら、次のに乗ろうと「開く」ボタンを押すと、扉がスゥッと開いたのです。

ただ、乗っていた女性の姿はどこにもありませんでした。あのロングヘアの女性はどこに行ったの?

和海みずほ さん


2位/Amazonギフト券10,000円分

大学時代に大手古本チェーン店でバイトをしていていた時の話。

買い取った子供用の絵本の中に短冊が挟まっていたので、何気なく中身を見てみると、子供の文字で「おじいちゃん 死」と書かれていて、怖すぎて泣きながら廃棄しました。

 

森住まいアナコンダ さん


3位/Amazonギフト券5,000円分

仏壇屋でバイトをしてた頃。店内に人の姿が見えたような気がしていらっしゃいませと言ったのに、誰も居ないということが多発した。他のバイト2名に聞いてみると同じ経験があると発覚。

念のため、“見えたような気がした人の特徴”を聞いてみると、「辛気臭い顔をしている猫背のスーツ姿の男の人」と特徴が全員一致した。

hignon さん


4位/Amazonギフト券3,000円分

ケーキ屋さんでバイトしていた時、ひ弱そうな店長の控室に、「強い店長になる!と紙が貼ってあって、いろんな意味で怖かったです

ちゃろのすけママ さん


5位/Amazonギフト券3,000円分

両親が経営するお店には色んな忘れ物がありました。

ある日、茶色い封筒が忘れられていたので中身を確認したら、長い髪の毛の束と、なぜか女優さんのヌード写真集が入ってたそうです。意図が分からず、ひたすら怖かったです。

らぶり さん


6位/Amazonギフト券3,000円分

職場でハサミが必要だったので、仲のいい後輩のデスクの引き出しを開けると、奥から藁人形が!

見た瞬間、引き出しをきっちり元通りにして、別の人にハサミを借りました。誰を恨んでいたのかは謎のままです。

そらねこ さん


7位/Amazonギフト券3,000円分

休憩時間に、会社の愚痴などを書き綴ったブログを更新していました。

ある日、上司の席へ行った際、窓に上司のパソコン画面が反射していたのでよく見たら、私のブログが映ってました。私の愚痴は全て筒抜けでした……

You さん


8位/Amazonギフト券3,000円分

郵便局で働いていた時。返送された手紙を仕分けしていたら、その中に

『住んでません住んでません住んでません住んでません』

と赤文字でびっしりと書かれた封筒があった。「住居人不在で返ってきたもの」なのに、これを書いたのは誰なの?

北條 さん


9位/Amazonギフト券3,000円分

看護師として夜勤をしていた時、誰もいない風呂場からナースコールが鳴ったり、トイレのセンサーライトが付いたり、不思議な現象が起きた。

翌朝、先輩にそのことを言うと「それだけで済んで良かったね!」

……それ以上の経験があるの? と思うと怖くて聞けませんでした

ピヨ丸 さん


10位/Amazonギフト券3,000円分

朝起きたらお昼だった

焼き鳥 さん


11位/Amazonギフト券500円分

職場でいつもパソコンにブツブツいってる同僚がいて近づいて何を言ってるか耳をすましたら「いつもありがとう」ってパソコンにいってた。ある意味恐怖

モカ さん


12位/Amazonギフト券500円分

コンビニバイトをしていた時に、泥まみれの少年が「お祓いができる神社はないのか」と訪ねてきた

ちあき さん


13位/Amazonギフト券500円分

映画館でバイトしていた時の話です

そこはシネコンで、いくつかシアターが有ったのですが、シアター7で定期的に同じクレームが、しかも複数のお客さんからありました。

「スクリーンの前を、灰色の作業服の人がウロウロしていて見づらかった」という内容です。当然そんな人は映画館には居らず、バイトの間では「シアター7には地縛霊が居る」ということになっていました。

嘘か本当か、映画館を建設している時に事故で死んだ作業員だという噂まで有りました

Takashi さん


14位/Amazonギフト券500円分

可愛いクマの靴下を職場に履いて行った時、60代の男性上司に見せたら、「ダサい、可愛いくない」と言われました。ところが数日後、何気なく店長の靴下を見たら、同じクマの靴下をはいていました。

ゆゆ さん


15位/Amazonギフト券500円分

職場で 仲の良い女性の先輩に、苦手な男性社員さんの愚痴を毎日聞いてもらっていたら、ある時さらっと

「その人、私の旦那なの」

 奥 さ ん だ っ た

 

3つ子mama|あたる さん


16位/Amazonギフト券500円分

『オフィスのクーラーが出社時についていました。部長が笑顔です』

通勤中にこの連絡を読んで背筋が凍りつきました

 

おむすび山脈 さん


17位/Amazonギフト券500円分

すっごいでかい案件の契約書を出しに行く直前に、契約書をパラパラ見てた部長が一言「ちょっと待てこの文言おかしくないか?」

キキとジジ さん


18位/Amazonギフト券500円分

接客業をしていた頃、お客様から商品の問い合わせ電話があり、一旦保留にして在庫確認に行った。ついでに他の作業にも対応した為、問い合わせのことをすっかり忘れて15分経過。

別のスタッフに、「お客様から『電話で問い合わせをしたが、店員が在庫確認からなかなか戻らない』って連絡がきてるけど知ってる?」と言われ……

空☆空’sMAMA さん


19位/Amazonギフト券500円分

職場の男子トイレを掃除していると、後ろから足音がついてくる。振り返っても誰もいない。女子トイレに移動する時も一緒についてくるけど、2~3分で男子トイレに帰っていく。

それが毎日のことだったけど、先月急に居なくなった。成仏したのか、誰かに憑いていったのか……

牛乳茶中毒イッキ飲み さん


20位/Amazonギフト券500円分

後ろから料理を出している時に、お盆の上に乗っていたもずくがスーッとスライディングしてお客様の襟から首元に吸い込まれていった

ちさと さん


 

みなさんご応募ありがとうございました!

1位~20位までに入らなかった方にも、抽選で参加賞を順次発送しますね(TwitterのDMにご連絡します)

では、次のバイトエピソードシリーズをお楽しみに! それまでイーアイデム公式Twitter(@eaidem_tw)のフォローはそのままでお待ち下さい!

 

それではみなさん―

 

また次回まで…………

 

ごきげんよう~!

 


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