サラダから天ぷらまで⁉︎ クセを感じない、絶品パセリレシピ
後日、東京オフィスでパセリ料理にもチャレンジしてみました。ソラーレでの日比野さん、宮澤さんとの会話を思い出しながらつくります!
「パセリは料理に使うと、苦味や青臭さをそんなに感じなくなるとおっしゃっていましたけど、本当なんですか……?」
「信じられないかもしれないですけど、本当なんです。昔、パセリが苦手だった私も、今では日常的に食べているくらいですから(笑)」
「いつものサラダにパセリを混ぜるだけでも美味しいですよ。パセリ初心者の方は、少なめの量からスタートしてみてください」
グリーンサラダにパセリを入れるのもいいし、ちょっと変化球のグレープフルーツとパセリのサラダもめちゃくちゃ美味しい。味付けは、オリーブオイル、ワインビネガー(酢)、はちみつ、塩
パセリのソースもぜひ試してみて欲しいです。焼いたお肉にパセリソースをかけると本当に美味しいですよ。
パセリと塩、オリーブオイル、粉チーズ、ニンニクひとかけをミキサーでソースに。攪拌すると、不思議なことにフルーツのような風味も出てくる
「あと、天ぷらですね」
「パセリの天ぷら⁉︎」
「山菜の天ぷらみたいな、粋な味になりますね。一気に和風になる」
「これは居酒屋に広めたいよね。酒飲みにはたまらないと思いますよ」
「酒飲みなので、すでにたまらないです」
パセリの天ぷら。火が通りやすいので、170〜180℃くらいの油でサッと揚げるだけで大丈夫。塩、天つゆ、マヨネーズなどの調味料も合う
実際に作って食べてみました。どれどれ……
……! おいしい!! たしかにクセが気にならない。組み合わせ次第で、パセリが普通に美味しい野菜になるんだなあ。
他にも、ポテトサラダに混ぜたり、餃子にたっぷり入れたり。アレンジ次第で、香草っぽく使うこともできるし、味の決め手にもなるパセリ。
食べているうちに独特の苦味も美味しく感じてきて、どんどん使うパセリの量が増えてきます。1袋使いきるのも無理じゃなかった!
みなさんもぜひ、オススメのパセリのアレンジレシピを見つけたら教えてください!
おわりに
取材を終えて、今までパセリを軽んじてたことを強く反省しました。ごめんなさいパセリ。
個人的には、「もともとパセリが薬草だった」ことがすごく印象的でした。あのクセの強さもそれなら納得だし、数十年で薬草だったことが忘れられつつある現象も不思議。健康志向も高まりつつある今なら、再びみんながパセリをムシャムシャ食べる未来もありえなくないはず。
とにかく、この記事で強く伝えたいです。「飾りじゃないのよパセリは」!!!!
構成:荒田もも
編集:くいしん