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こんにちは、ジモコロ編集長の柿次郎です。2015年の年末を迎えて、休日モードの脳みそに切り替わっている人が大半ではないでしょうか。私はジモコロのスポンサーである株式会社アイデムさんに媚びを売らないと年越しできません

というわけで2015年5月11日にオープンしたジモコロの丸一年にも満たない軌跡を振り返るべく、年間PVランキングを紹介しつつ、アイデムさんの偉い人たちが選んだオススメの記事を紹介させていただきます。

オウンドメディア運営の鍵はクライアントを巻き込む(=媚を売る)ことなので皆さん、ぜひ真似をしてください。まずは分かりやすい年間PVランキングからどうぞ!

 

2015年 PVランキング(12月28日時点)

1位 153,612PV

堂々の1位は、ARuFaの沖縄と北海道を同時に紹介する記事。「沖縄 北海道」で検索すると一番上に表示されるんですが、アジア圏内では沖縄と北海道を同時にまわる旅行が流行っているそうです。

 

2位 125,907PV

続いて、長年にわたって両親にウソをつき続けてきたヨッピーが、母校の講演で自主的な親バレを演出した記事。こんな息子がいたらいろんな意味で頭を抱えますね。

 

3位 122,079PV

3位は千葉県船橋市の人気テーマパーク「アンデルセン公園」のレポート企画。ARuFaのお家芸とも言える展開ですが、原稿を見たときに「躍動感がすごい!」と唸ってしまいました。

 

4位 94,386PV

4位はカメントツが厳格な父親に仕事の説明するという企画。まさかヨッピーと大枠が被ってしまうとは…。一度丸々ボツを出して作り直してもらった経緯があり、個人的には思い入れが強いです。

 

5位 92,060PV

え、まだ4カ月前の記事なの!? 書いた張本人ですらそんな感覚ですが、風岡さんとの出会いはジモコロにとっての大きな財産になりました。来年は続編をやりたい!

 

6位 91,441PV

高知取材の流れで「徳谷姓のルーツを辿ろう!」と急遽突撃取材してみたら、半日でそこそこの事実に行き着きました。

 

7位 86,115PV

ARuFaのジモコロ一発目の記事。秘境の運転がストレスフルすぎて、免許を持っていないARuFaが終始気まずそうにしていたのが印象的です。

 

8位 78,559PV

わざわざ北海道まで行って、最高のサッポロ一番を作ってきた記事。商品名を出すときは事前に使用許可を得ないとダメなんだ!ってこの記事で知りました。

 

9位 75,424PV

求人会社のオウンドメディアなのに、コンビニアルバイト店長がヤバかったという漫画を公開しました。「コンビニ バイト」の検索で上位に出てくるため、検索流入に強い!

 

10位 69,503PV

10位はヨッピーさんと企画した大阪のWEB制作会社の対談記事。東京と比較してギャラが割安らしく、そのあたりの不満の吸い上げが評価されたようです!

 

TOP10に入らなかったものの、PVはもちろん、評判が良かった記事一覧です。編集長としてぜひ紹介したいやつ!

 

株式会社アイデムのおすすめ記事

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これは大事なことなので何度でも言いますが、ジモコロは株式会社アイデムさんが運営する求人媒体「イーアイデム」のスポンサードによって成り立っているオウンドメディアです。つまり、もっとアイデムさんの名前を出さないといけないんです…! 媚びないといけないんです…! というわけでアイデムさんの偉い方々におすすめ記事を選んでもらいました。

 

●推薦者:アイデム 東日本事業本部 N本部長さま(マジの偉い人)

「体当たり取材を読んでいて、感動しました。社食にかける情熱は何に役立つか判りませんが、心に響きました。弊社採用基準にピッタリですので採用です」

 

「クワガタと筍に囲まれた生活って想像しただけでもワクワクですね」

 

「バナナが手元に届くまで、沢山の人が関わっているなんて、これからはお菓子じゃなく主食にします」

 

●推薦者:アイデム 東日本事業本部 マネージャー 岡安伸悟さま

「デジタルでの撮影が当たり前になる中で、中判カメラでの撮影、またストーリーを持たせた構図が美しいです。また山口さんの記念すべきジモコロ初ライティングです」

 

「セミナーでの登壇をご一緒する機会がありまして、それがシモダさんとの初めての出会いだったのですが、登壇前から酔っぱらっていました。登壇者打合せの場所ではモンハンに集中してましたが、セミナーが始まるや否や一番笑いをとっていたので、日本一ふざけた会社は伊達じゃないと思いました」

 

「記念すべきコロ沢誕生回。コロッケケースやキープレートの制作もコロ沢が誕生したからこそ可能になったキャンペーンでした。今では画のタッチも進化し、コロ沢の2016年が楽しみです!」

 

 

●推薦者:アイデム 東日本事業本部 伊志嶺彩さま(ジモコロ裏編集長)

「マンスーンさん初登場。『ここまで作れちゃうのか~』という工作スキルに驚きつつ、最後の動画で大笑いしました(まだ見ていない方はぜひ“音有り”で)。この赤べこのインパクトが強かったので、後に記事内で作ったものをプレゼントしよう!』というコロッケケース企画(協力:海内工業株式会社様)が誕生したんですよね」

 

「個人的に更新を楽しみにしている連載です。一番身近な“編集長”と言えば柿次郎さんですが、記事を読んでいると、編集長によって考え方や仕事の仕方が違うんだな~ということがわかり、興味深いですね。第1回のノオト・宮脇さん、第2回のコルク・佐渡島さんと、名言続出!」

 

www.e-aidem.com

「公開されて間もないですが、“地元”と“仕事”がテーマの『ジモコロ』にとって、代表作と呼べる記事だと思います。地元に根ざした仕事にスポットをあて、働いている人の生の声を聞いて、分かりやすく伝える。こんな記事を積み上げていけたら良いですね」

 

さらに、一緒に日々の運営・提案をやってくれている読売広告社のお二人にも選んでいただきました。この二人が居なかったら、ジモコロは生まれてもないですし、成り立ってもいません。故に媚びます!

 

●推薦者:読売広告社 統合プロモーション局 第1ソリューションルーム 担当部長 クリエイティブディレクター 及川貴雄さま

「ジモコロというコンテンツを立ち上げて、コンセプトとしては地元と仕事ということでわかっていても、実際、記事になったらどうなるのかなっていうのが、正直、それほど予想できていなかったのも事実です。そんな中、ヨッピーさんのこの記事内容を見てハッとなりました。特にこのタイトルのつけ方ですよね。軽さと重さのベストバランスというか。ジモコロの進む方向が多少明確に見えてきた最初の記事。感慨深いです」

 

「これは私が選ばないと誰も選ばないんじゃないかってくらい地味な方の記事ですが、なぜかといえば、それは私も同行させてもらって一緒にしいたけ食べまくったので、うまさが口に残ってるってことですね。びっくりしました。記事にもありますが、生で食べられるシイタケって…。ホントに今までの既成概念がひっくり返りました。マルちゃん正麺の100倍くらいひっくり返りました。斎藤さんの生き方も面白かったし、印象深いですね

 

 

●推薦者:読売広告社 第1アカウントユニット 第4営業局第2部 アカウントエグゼクティブ 佐藤歩さま

「キャラクターというのは本当に大事だなぁと改めて感じました。裏側の話ですが、コロ沢になる前のコロッケポリスのラフの時から、本当にこのキャラクターのことがとても好きで、それだけで良い仕事になりそうな予感がそこにありました。これからの展開を一人のジモコロ視聴者として期待してます」

 

「一番最初に運用の裏側を見せてメディアをスタートさせ。さらにそこでスポンサーを登場させていじる…ということがとても新鮮でハッとしました。ジモコロ、東京オリンピックまで続けましょう。ね、岡安さん?」

 

以上、あえてクライアントと広告代理店の担当者の方に記事を選んでもらうことで、「一緒にジモコロをやっているんだよ!」というアピールを内外にできる施策でした。

 

さいごに

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2015年に誕生したオウンドメディアブームが、2016年も継続しているのか正直怪しいところだと思います。

良質なコンテンツを継続的に作ることの難しさは編集長として痛感していますが、「クライアント」「読者」「書き手」「取材対象者」といった人たちに“血の通った仕事をしている”と感じてもらうのが何よりも大切なのではないでしょうか。本気だぞって。本気でやってんだぞって。

ただ、良いモノを作っていれば評価される時代は終わり、良いモノをどう工夫して届けるのかを目から血出るぐらい考えないといけない時代です。ジモコロは企画・編集を通した工夫で、埋もれがちな価値ある情報を届けるメディアになるべく、2016年もアイデムさんに媚びていこうと思います!

 

それではまた来年お会いしましょう!